お賽銭の話

2024年02月25日 20:55

神社へお参りに行くとお賽銭を入れて柏手を打ちますね。
私は過去、お賽銭は何円入れたらいいんだろう?と思ったことがあります。
そして、当たり前にすることなので
”どういう意味がある?”なんて考えてもいなかったです。 

”お賽銭とは願望成就や日頃の感謝を伝えるために、神社やお寺に収めるお金の事”と調べたら書いてありました。古くは米や布を納めていたそうです。確かにその通りですね。
 
ちょっとだけほかの側面から見たら違った解釈もあります。私はこれを聞いて
 
「はっ!」としました。
 それについては後でお話しするとして、一般的なことについて先に見ていきましょう。
 
まずお賽銭は”投げ入れない”
まあ、これはよく知っていることです(笑)
いくらお金でも、自分に投げられたら嫌ですもんね。神様もまったく同じなので、自分がやられて嫌なことはしない事ですね。
滑らせて入れましょう。
後、よく聞かれることが「何円入れたらいいか?」という事です。

ご縁があるから 5円
二重のご縁 25円
いいご縁 115円
四方八方からご縁 485円
穴が開いた硬貨 5円、50円
(見通しがよい、運が通る)
結論から言うと何円でもいいです😙
 
気持ちとしては、神社を運営する、管理して下さっている方々に感謝の気持ちをお賽銭として納めるといいです。
 
では違う側面とは?
みなさんは神社に何しに行きますか?
願掛け?日頃の感謝?宣言?祈り?なんとなく?
初詣などでよく見かけますが
何千円、1万円・・・とお賽銭される方がいらっしゃいますね。
よ~く考えてみてください。
「神様、私の願いを1万円あげるので聞いてください」
になってませんか?
神様をお金で買収しようとしてませんか?
それは神様に対して大変失礼なのでね。
 
お金をたくさんあげるから願いが叶うわけではありません。
前にどの神様だったか忘れたけど、神社にお参りに来た人はどういう風に見えているのか聞いたことがありました。
答えは「光」や「色」だそうです。
どうやら人間の顔かたち、服装や持ち物ではなさそうです。
神様は今まで生きてきた人生の経験やピュアさとか愛とかそういったものを見ているんでしょうか?
お賽銭というのはあくまでも神社へ納めるものですので、お札を納めたい場合はお賽銭としてではなくのし袋や封筒に入れて
「神様を祀るのにお使いください」
 と神社へ納めるのがベストだと思います。
 
 もし、絶対に叶えたい願掛けがあるならば
願掛けをして、叶ったら次はこうします!
と明言して(覚悟をして)、叶ったらお礼にまたお参りをするといいと思います。
 
そうだ!お願いといえば
「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」
と言われている大阪の堀越神社の神様に聞いたことがあります。
一生に一度の願いをどうやって叶えるんですか?
答えは
 
神様は叶えないとの事でした(笑)
 
びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり当時、私もこんな顔でびっくりしました笑
詳しく言うと
願いが叶っている方向にその方をピッと向けてあげるんですって
後は自分が叶えて行くそうです。
えっ?そんな仕組み?笑笑
結局は自分次第って事でした。
普段の自分の考え方、発言、行動・・・
神社は"神様としての自分"を見つめ直す、思い出す場所でもありますね。

神社へ行く事ができる
歩ける自分がいる
行ける体がある
そこに行くまでの交通費を出せるお金がある
行ける時間がある
遠くまで行ける車や電車やバスを開発してくれた人、作ってくれた人、運転してくれた人がいる

いろいろな奇跡が重なってお参りできていることを、感謝しないといけないですね!
神社にお参りに来る事ができる自分に気づいて日頃の感謝を伝えられればいいですね。

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