出雲にはたくさんの古墳があります。今回行ってきた西谷にある四隅突出型は古墳時代の前になるので、古墳と言わず墓になるそうです。四角にバツを合わせたこたつのような形をしています。これは出雲の特徴です。バツはサイノカミの二柱、クナトの神とサイヒメノミコトの交わりを表していて出雲王家の印です。古代の人は小高い丘の上にあるこの古墳から見る出雲を見て何を思っていたのでしょうか。北山も空も雲も古代そのままだと思うと感慨深いですね。